
ボタンひとつで、マンガの背景になる部屋ができる。
背景ガチャは、部屋の3D背景をガチャで作るブラウザ用のツールです。床をマスに分けて「どこが通路か」「どこに何を置くか」という属性を付け、その上に机やイスなどの家具を置いていきます。教室・自室・リビングの3種類から、引くたびに違う部屋ができます。線画とトーンで描けるので、マンガの背景の下描きにそのまま使えます。
無料・登録不要。いまも機能を足している開発中のツールです。ブラウザだけで動き、作った部屋がどこかへ送信されることはありません。
- 料金
- 無料(登録不要)
- 動作環境
- PC・スマホのブラウザ(画面の大きい PC がおすすめ)
- 部屋の種類
- 教室・自室・リビング
- 描き方
- カラー・カラー+線・線画・線画+トーン
- 書き出し
- PNG・GLB(3D モデル)・レシピ・共有リンク
- 制作
- MIYADAIKU
夕宮たいだふぁ……みんな〜、今日は背景を手伝ってくれる道具の話だよぉ。
教室の机とイスを全部描くのって、気が遠くなるよねぇ。
背景ガチャでできること
ひとことで:部屋の種類を選んでガチャを引くと、家具の置かれた3Dの部屋ができます。
床のマスに属性を付けて、その上に家具を置いていく、部屋の3D背景のツールです。カメラを好きな所に置いて、カラーや線画・トーンの絵にできます。姉妹ツールのネームガチャや効果線・トーンジェネレーターと同じ、マンガを描く作業のためのシリーズです。


教室・自室・リビングの部屋ガチャ
「🎲 部屋ガチャ」で、部屋の大きさ・窓とドア・家具の置き方まで、引くたびに違う部屋を作ります。同じ seed なら、いつでも同じ部屋です。


イスガチャ・机ガチャ
家具は、カテゴリごとに形を引き直せます。一覧から選ぶと、部屋の同じカテゴリの物が全部その形に変わります。


マンガの背景の描き方
カラー・カラー+線・線画・線画+トーンの4つ。線の太さ、光の向き、トーンの濃さや模様を変えて、マンガの背景らしく描けます。
使い方
ひとことで:部屋の種類を選んで、ガチャを引いて、カメラを決めて書き出すだけです。
- 「背景ガチャを開く」でツールを開きます。
- 上の段で、部屋の種類(教室・自室・リビング)を選び、「🎲 部屋ガチャ」を押します。押すたびに違う部屋ができます。
- 3Dの絵の上の「カメラ」で、俯瞰・目線・座った目線・アオリなどの候補を選ぶか、ドラッグで回して、写す向きを決めます。
- 描き方(カラー・カラー+線・線画・線画+トーン)を選びます。「☀」のボタンで、光の向きとトーンを変えられます。
- 右の「間取り」で家具を動かしたり、「カテゴリのガチャ」で家具の形や数を変えたりして、部屋を仕上げます。
- 下の「書き出し」から、「PNG(今の絵)」や「GLB(3D モデル)」で保存します。
部屋の作り方は、部屋の種類・seed・設定が同じなら、いつでも同じになります。「🔗 リンクをコピー」で、今の部屋とカメラをそのまま人に渡すこともできます。



部屋ガチャを何回も引いてると、「この教室、描きたかったやつだ!」ってなる時があるんだぁ。
そうなったら、seed の数字をメモしておくといいよぉ。
マスの属性とノード
ひとことで:床のマスに属性を付けて、上から順に流れる「ノード」で部屋を組み立てています。
部屋の床は 0.5m 四方のマスに分かれていて、マスごとに「ゾーン(教卓側・座席・後ろ・通路など)」「空けておく通路」「床の高さ」といった属性が付いています。家具は、この属性を見ながら置かれます。右の「間取り」の上で、どの属性を表示するかを切り替えられます。


部屋は、6つのノードを上から順に流して作ります。
- 形:部屋の大きさと形(柱の出っ張りや L 字の部屋など)
- 開口:窓とドアの位置
- ゾーン:マスの属性
- 置き場:家具を置く場所と向き
- 仕上げ:床や壁の材質、壁に掛ける物(黒板・時計・エアコンなど)、照明
- 小物:本やかばんなどの細かい物
ノードごとに 🎲 があり、そのノードから下だけを引き直せます。たとえば「置き場」の 🎲 なら、部屋の形と窓はそのままで、家具の置き方だけが変わります。上の段の「🎲 配置だけ」は、ゾーンと置き場をまとめて引き直します。
幅・奥行・天井の高さは、数字で決められます。「大きさを固定」にすると、部屋ガチャを引き直しても同じ大きさのままです。「生活感(乱れ)」を上げると、イスが少しずれたり傾いたりして、使われている部屋らしくなります。
間取り図で直す
ひとことで:家具を押して動かしたり、床や壁を変えたりして、部屋を手で直せます。
右の「間取り」の図の上で、部屋を手で直せます。
- 選ぶ・動かす:家具を押して選び、ドラッグで動かします。R で回し、Delete で消します。ダブルクリックで、その家具だけ形を引き直します。
- 床を塗る・外にする:マスを、部屋の床にしたり、部屋の外にしたりします。
- 壁→窓→ドア:壁の辺を押すたびに、壁・窓・ドアが切り替わります。
- 置く:机・イスなど、その部屋の種類で使える家具を、好きなマスに足せます。
手で直したノードには「🔒固定」の印が付き、ほかのノードを引き直しても、直した結果が残ります。Ctrl+Z で元に戻せます。
カテゴリのガチャと数
ひとことで:同じカテゴリの家具を、まとめて別の形にしたり、数を決めたりできます。
右の「カテゴリのガチャ」には、部屋にある物がカテゴリごとに並んでいます。


- 🎲:そのカテゴリの形を引き直します。部屋の同じカテゴリの物が、全部その形に変わります。
- ▦(一覧):形の案を 12・24・48 個並べます。押した案の形になり、「🧬 今のから変異」で、今の形をもとに少しずつ変えた案も並べられます。間取り図で家具を選んでから開くと、「選んだ1つだけ」をその形にすることもできます。
- 🔒:部屋ガチャを引き直しても、そのカテゴリの形を残します。
- ◀ 数 ▶:机・棚・観葉植物などの数を変えます。数字を入れることもでき、空欄にするとおまかせに戻ります。0 個にしても行は残るので、あとから増やせます。
- 個数固定:部屋ガチャを引き直しても、その数のままにします。
机の数を多くして入りきらない時は、幅・奥行を数字で決めていなければ、部屋を広げて置きます。大きさを決めている時は、置けた数を下の文で知らせます。



ほよ? 机を 40 個にしたら、教室がちゃんと広くなったよぉ。
イスだけ木のイスにする、なんてこともできるんだねぇ。
マンガの背景にする(線画とトーン)
ひとことで:線画とトーンで描いて、光の向き・トーンの濃さや模様を変えられます。
3Dの絵の上で、描き方を選べます。
- カラー/カラー+線:色の付いた絵です。線の太さは「線」のスライダーで変えられます。
- 線画:輪郭と、床板や天井の目地の線だけの絵です。
- 線画+トーン:線画に、影と物の色の暗さに合わせたトーンを付けた絵です。


「☀」のボタンを押すと、光とトーンの設定が出ます(トーンの設定は、線画+トーンの時だけ出ます)。
- 方位・高さ:平行光の向きです。陰影と、床に落ちる影が動きます。
- 落ち影:片面か両面か。両面にすると天井も光をさえぎるので、窓から差し込む光の形になります。
- 影・固有色:影のトーンと、物の色の暗さのトーンの濃さを、別々に変えます(0〜250%)。
- 模様:トーン(網点)のほか、効果線・トーンジェネレーターのカケアミ・ナワアミ・砂目・点描などの模様を、トーンに使えます。「大きさ」で模様を拡大・縮小し、🎲 で模様の形を変えます。
- 不透明度・塗りで表現する:トーンの濃さと、灰色の塗りを重ねるかどうかです。塗りに薄いトーンを重ねると、やわらかい影になります。


「縦線をまっすぐ」にすると、カメラを水平にしたまま画面をずらす2点透視になり、柱や壁の縦の線が傾きません。「手前の壁を外す」は、部屋の外から見た時に手前の壁を隠して、中を見せます。「影」は、カラーの影と線画+トーンの落ち影を、まとめて出すか消すかです。



模様の「大きさ」を小さくしすぎると、細かすぎて作れない模様もあるんだぁ。
その時は、作れるいちばん細かい大きさで描いて、下の文で知らせてくれるよぉ。
カメラと操作
ひとことで:候補から選ぶか、ドラッグで回して、好きな所から写せます。


カメラの候補は、部屋に合わせて作られます(俯瞰・真上・四隅からの目線・入口からの目線・座った目線・アオリ・見下ろし。教室は、後ろから黒板・教卓からも)。レンズ(14〜85mm)も変えられます。部屋ガチャを引き直しても、カメラは今の位置のままです(部屋の種類を変えた時だけ、俯瞰に戻ります)。
マウスやペンでの動かし方は、3Dの絵の下の「操作」で選べます。
| 操作 | 動かし方 |
|---|---|
| 標準 | ドラッグで回す・右ドラッグで動かす・ホイールで寄る |
| 中ボタンで回す | 中ドラッグで回す・Shift+中ドラッグで動かす・テンキーの 1・3・7 で正面・横・真上 |
| Alt+ボタン | Alt+ドラッグで回す・Alt+中ドラッグで動かす・Alt+右ドラッグで寄る |
| ペン | ドラッグで回す・Space+ドラッグで動かす・Ctrl+Space+ドラッグで寄る |
| 立って見回す | 床をクリックしてそこに立ち、ドラッグで見回す・ホイールで前後に歩く |
| トラックパッド | 2本指でなぞって回す・Shift+2本指で動かす・つまんで寄る |
スマホやタブレットでは、どの方式でも、指1本で回す・2本指で動かす・つまんで寄る、で動かせます。
書き出し
ひとことで:PNG・GLB(3D モデル)・レシピ・共有リンクで、作った部屋を持ち出せます。
ページの下の「書き出し」から保存します。
- PNG(今の絵):長辺 2400・3600・4800px の絵です。線画の時は「線画は紙を透明に」で、背景を透明にできます。
- GLB(3D モデル):CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)Ver.1.12.7 以降の[ファイル]→[読み込み]→[3D データ]や、Blender などで開けます。単位は m で、家具は1つずつに分かれ、カテゴリなどの情報も入っています。床板や天井の目地(線画の模様)は GLB には入りません。
- レシピを保存・レシピを読む:部屋の作り方(seed や手で直した所)を保存して、あとで開き直せます。
- 🔗 リンクをコピー:今の部屋・カメラ・描き方を、リンクで人に渡せます。



GLB をクリスタで読み込めば、コマに合わせてカメラを決めて、3Dの下描きにできるねぇ。
線画の PNG を下敷きにして描くのもいいよぉ。
仕組み(作った人のメモ)
ひとことで:マスの属性とノードの流れで部屋を作り、家具は全部プログラムで組んでいます。
部屋は、3DCG のプロシージャル(手順で形を作る)の考え方で作っています。床のマスに属性を付け、形→開口→ゾーン→置き場→仕上げ→小物のノードを上から順に流します。ノードごとに乱数の種(seed)を持っているので、1つのノードだけを引き直したり、手で直した結果を残したりできます。
家具は、画像生成 AI ではなく、箱と円柱を組むプログラム(生成器)で作っています。机・イス・ベッド・観葉植物など、28 のカテゴリに 35 の生成器があり、形と色の値を乱数で変えています。カテゴリのガチャは、この値を引き直しています。カーテンは窓の下の家具をよけて下がり、時計はエアコンなどと重ならない所に掛かります。
線画は、面の向き・奥行き・物の番号の3枚の絵から境目を探して、線にしています。トーンは、光の向き・物の色の暗さ・光の通り道(落ち影)から濃さを決めて、網点や模様で描いています。3Dの表示には three.js を使っています。
ツールのプログラムは、AI エージェントの Claude Code と相談しながら作りました。
よくある質問
ひとことで:料金・作った絵の使い方・データの送信などをまとめました。
無料で使えますか?
無料です。登録やログインも要りません。
作った背景は自由に使えますか?
はい。書き出した絵(PNG)や 3D モデル(GLB)は、商用・非商用を問わず自由に使えます。クレジットの表記も要りません。
作った部屋はどこかに送られますか?
送られません。部屋を作るのも、描くのも、書き出すのも、すべてブラウザの中で行っています。共有リンクを作った時は、部屋の作り方とカメラがリンクの中に入ります。
部屋の種類は増えますか?
いまは教室・自室・リビングの3種類です。少しずつ増やしていく予定です。
スマホでも使えますか?
使えます。ただ、3Dの絵と間取り図を同時に見られる、画面の大きい PC の方が使いやすいです。
開発中とは、どういうことですか?
いまも機能を足している途中のツールです。版が変わると、同じ seed や共有リンクでも、部屋の作りが変わることがあります。残したい部屋は、PNG や GLB で書き出しておいてください。



ふぁ……背景があると、キャラがその場所にいるように見えてくるねぇ。
描けたマンガ、こっそり見せてくれるとうれしいなぁ。
