PaperShift|PDFの並べ替え・写真のPDF化ができる無料ツール

PaperShift の画面。左にページの一覧、中央にPDFのページ、右に選んだ画像のプロパティが表示されている

写真もPDFも、ブラウザの中で整える。

PaperShift(ペーパーシフト)は、ブラウザだけで動くPDF編集ツールです。PDFのページの並べ替え・削除・白紙の追加、画像の挿入ができ、iPhoneの写真(HEIC)やJPG・PNGをドロップするだけでPDFにもなります。開いたファイルは、どこにも送信されません。

無料・登録不要。PC・スマホのブラウザで使えます。開いたファイルは、このブラウザの中だけで処理します。

料金
無料(登録不要)
動作環境
PC・スマホのブラウザ
開けるファイル
PDF・JPG・PNG・HEIC・WebP・AVIF・GIF・BMP
ページの操作
並べ替え・削除・白紙と画像ページの追加
画像
配置・回転・大きさの調整
制作
MIYADAIKU
夕宮たいだ

ふぁ……みんな〜、今日はPDFを整える道具の話だよぉ。
スマホの写真をPDFにして出すとき、地味に困るよねぇ。

PaperShift でできること

ひとことで:PDFのページを並べ替えたり、画像を足したり、写真をそのままPDFにしたりできます。

もともとは手元のPCで動かしていた自作のツールを、ブラウザだけで動くように作り直したものです。作り直しは、AI エージェントの Claude Code と一緒に行いました。

左のページ一覧で、ページのサムネイルに上へ・下へ・削除のボタンが出ている画面

ページを並べ替える・消す

左のページ一覧でサムネイルをドラッグすると並べ替えられます。↑↓で1つずつ動かしたり、×で削除したり、白紙のページを足したりもできます。

5枚の写真が1枚ずつPDFのページになった画面

写真をそのままPDFに

何も開いていない画面に写真をドロップすると、1枚1ページのPDFになります。iPhoneのHEICや、縦向きに撮った写真の向きもそのまま反映されます。

スマホで写真をPDFにした画面。ページの一覧が下に横並びで出ている

スマホでも使える

スマホでは、ページの一覧が画面の下に横並びで出ます。写真を選んでPDFにするところまで、スマホだけで完結します。

使い方

ひとことで:PDFや画像を開いて、整えたら「別名で保存」で書き出すだけです。

PDFを整える

  1. 「PaperShift を開く」でツールを開きます。
  2. 編集したいPDFを画面にドロップします。「開く」ボタンからも選べます。
  3. 左のページ一覧で、ドラッグで並べ替え、↑↓で移動、×で削除します。「+ 白紙」で白紙のページを足せます。
  4. 画像を入れたいページを表示して、画像をページの上にドロップします。「画像追加」ボタンや Ctrl+V の貼り付けでも入れられます。ドラッグで動かし、右下の角で大きさを変えます。
  5. 「別名で保存」でPDFとして書き出します。

元のPDFは変更されません。Chrome・Edge では「上書き保存」で保存先を選び、元のファイルに上書きすることもできます。

写真からPDFを作る

  1. 何も開いていない画面に、写真をまとめてドロップします。スマホでは、画面をタップして写真を選びます。
  2. 写真はファイル名の順に、1枚1ページで並びます。
  3. 初期設定では、できたPDFがすぐに保存(ダウンロード)されます。保存した後も、続けて並べ替えや写真の追加ができます。
夕宮たいだ

写真をまとめて落とすだけでPDFになるんだぁ。
ほら、楽ちんでしょ?

写真をPDFにするときの設定

ひとことで:用紙の大きさ・向き・余白と、すぐに保存するかどうかを選べます。

最初の画面の「設定を変更」か、ページ一覧の ⚙ から開きます。

画像をPDFにする設定の画面。用紙サイズ・向き・余白と、ドロップしたらすぐに保存するかを選べる
  • 用紙サイズ:「画像に合わせる」(縦横比はそのままで、長い辺がA4と同じ長さ)か、A4・A3・A5・B4・B5・はがき・レター
  • 向き:用紙サイズを選んだときに、画像に合わせて自動・縦・横から選べます
  • 余白:なし・5mm・10mm・20mm
  • ドロップしたら、すぐにPDFとして保存する(初期設定はオン)

設定はブラウザに記憶されるので、次に開いたときも同じ設定で使えます。

写真の扱い

ひとことで:画質を落とさず、位置情報などの余計な情報はPDFに入れません。

  • JPGの写真は再圧縮せず、そのままPDFに入れます。画質は落ちません。
  • 写真に記録された位置情報(GPS)や撮影の情報(EXIF)は、PDFに入れません。
  • 縦向きに撮った写真の向き(EXIFの回転情報)は反映します。
  • HEIC(iPhoneの写真)は高画質のJPGに変換して入れます。PNGの透明な部分は透明のままです。
夕宮たいだ

ほよ? 位置情報まで取り除いてくれるんだぁ。
人に送る書類にはうれしいねぇ。

安全のための工夫

ひとことで:ファイルはブラウザの外に出さず、消したページの中身もファイルに残しません。

  • PDFも画像も、読み込みから保存まで、すべてブラウザの中で処理します。ファイルがサーバーに送られることはありません。
  • ページを削除して保存すると、残したページだけで新しいPDFを組み立てます。消したページの中身はファイルに残りません。このとき、しおり(目次)とフォームの入力欄は引き継がれません。
  • ツールは、このブログとは別のアドレス(tools.oyasumi-gamedev.com)で動かしています。

対応していないこと

ひとことで:文字の書き換えや、保護されたPDFの編集には対応していません。

  • PDFの中の文字を書き換えたり、文字を書き足したりすることはできません。
  • パスワード付きのPDFや、保護(暗号化)されたPDFは開けません。保護を解除してから開いてください。
  • TIFF画像は、Safari以外のブラウザでは読み込めません。
  • PDFは1つ200MBまで、画像は1枚100MBまでです。
夕宮たいだ

文字の書き換えはできないから、そこは気をつけてねぇ。

よくある質問

ひとことで:料金・データの扱い・保存先などをまとめました。

無料で使えますか?

無料です。登録やログインも要りません。

ファイルはどこかに送られますか?

送られません。読み込みも保存も、すべてブラウザの中で行っています。

保存したPDFはどこにありますか?

「別名で保存」は、ブラウザのダウンロードと同じ場所(ふつうは「ダウンロード」フォルダ)に保存されます。

編集を元に戻せますか?

Ctrl+Z で元に戻し、Ctrl+Y でやり直せます。画面上の ↶ ↷ のボタンでも同じことができます。

使っているライブラリ

ひとことで:PDFの表示と書き出しに、次のオープンソースのライブラリを使っています。

ライブラリ役割ライセンス
PDF.jsPDFの表示Apache-2.0
pdf-libPDFの書き出しMIT
libheifHEIC(iPhoneの写真)の読み込みLGPL-3.0
夕宮たいだ

ふぁ……書類のPDF、これでちょっと楽になるといいなぁ。