
AI が書いている .md を、書き換えの途中から読む。
MD Viewer は、Markdown(.md)ファイルをタブで開き、保存されるたびに自動で表示し直すブラウザ用のビューアです。Claude Code や Codex などの AI エージェントに計画書やメモを書かせながら、その中身を開きっぱなしで追えます。見出しの目次、Mermaid の図、コードの色分けにも対応しています。
無料・登録不要。PC の Chrome・Edge がおすすめです。ファイルはブラウザの中だけで読み込み、どこにも送信しません。
- 料金
- 無料(登録不要)
- おすすめの環境
- PC の Chrome・Edge
- 自動で表示し直す
- Chrome・Edge のみ
- 開けるファイル
- Markdown・テキスト・コード
- 文字コード
- UTF-8/UTF-16/Shift_JIS
- 制作
- MIYADAIKU
夕宮たいだふぁ……みんな〜、AI に書かせた .md、どうやって読んでる?
今日は「読む」ための道具の話だよぉ。
なぜ作ったのか
ひとことで:AI エージェントが書き換えている .md を、開きっぱなしで読みたかったからです。
AI エージェントと一緒に作業していると、計画書や発注書、調べたことのメモが Markdown のファイルとしてどんどん増えていきます。ところが、作業に使っていたアプリでは作業フォルダの外にある .md を開けず、エディタで開いても、AI が書き換えるたびに開き直す手間がかかっていました。
そこで、ファイルを一度開いておけば、保存されるたびに自動で表示し直す「読むこと」に特化したビューアを作りました。このビューアも、AI エージェントの Claude Code と相談しながら作っています。



うぐぅ……書き換わるたびに開き直すの、地味にめんどくさいんだよねぇ。
できること
ひとことで:タブで開いて、自動で表示し直して、目次や図つきで読めます。


保存されたら自動で表示し直す
開いているファイルを1.5秒ごとに確かめ、保存されていたら表示し直します。読んでいた位置はそのままで、書き換わったタブには印が付きます。


タブと目次
ファイルは1つずつタブで開きます。フォルダごとドロップすると中の .md をまとめて開き、相対パスの画像やリンクもたどれます。


図もコードも読みやすく
Mermaid の図、コードの色分けとコピーボタン、表やチェックリストに対応しています。テーマは自動・ライト・ダークから選べます。
ほかにも、次のような機能があります。
- 「ソース」ボタンで、Markdown の原文を表示
- 「改行」ボタンで、1回の改行をそのまま改行として表示するか(Obsidian と同じ扱い)、GitHub と同じ扱いにするかを切り替え
- 次に開いたとき「前回のタブを復元」で、同じファイルを開き直す(Chrome・Edge)
- Markdown 以外のテキスト(.py .json など)は、コードとして色分けして表示
- Ctrl+P で、本文だけを印刷・PDF 保存



開きっぱなしにしておけば、AI の作業を横で眺めていられるよぉ。
便利だねぇ。
使い方
ひとことで:読みたい .md をウィンドウにドロップするだけです。
- 「MD Viewer を開く」でビューアを開きます。
- 読みたい .md ファイルをウィンドウにドロップします。「ファイルを開く」ボタンや Ctrl+O でも開けます。複数のファイルや、フォルダごとでも構いません。
- AI エージェントやエディタでファイルが書き換えられて保存されると、1.5秒ごとの確認で表示が新しくなります。
- 次に開いたときは、最初の画面の「前回のタブを復元」を押します。ブラウザがファイルの閲覧を許可するか確認するので、許可すると同じファイルが開き直されます。
手元に .md が無いときは、最初の画面の「サンプルを表示」で、見出し・表・コード・図の見え方を試せます。
画面下に「● 自動更新」と出ているタブが、自動で表示し直す対象です。「○ 手動更新のみ」と出ている場合は、ファイルをもう一度ドロップするか開き直すと、最新の内容になります。
ショートカット
ひとことで:よく使う操作は、キーボードだけでできます。
| キー | 動作 |
|---|---|
| Ctrl+O | ファイルを開く(複数可) |
| Ctrl+1〜9 | N番目のタブへ(9は最後のタブ) |
| Ctrl+Tab/Ctrl+Shift+Tab | 次/前のタブへ |
| Ctrl+Shift+T | 閉じたタブを開き直す |
| F5/Ctrl+R | 表示中のファイルだけを読み直す |
| Ctrl+B | 目次の表示・非表示 |
| Ctrl+U | Markdown の原文を表示 |
| Ctrl+P | 本文だけを印刷・PDF 保存 |
Ctrl+Tab・Ctrl+Shift+Tab・Ctrl+Shift+T は、ふつうのブラウザのタブで開いているとブラウザ自身の操作になります。Chrome や Edge の「アプリとしてインストール」で専用のウィンドウとして開くと、MD Viewer の操作として使えます。
安全のための工夫
ひとことで:ファイルは送信せず、.md の中の危険な部分は取り除いてから表示します。
MD Viewer は、ファイルの読み込みも表示もすべてブラウザの中で行い、中身をどこかへ送信することはありません。
Markdown には HTML を直接書けるため、細工された .md を開くと、その中のプログラムが動いてしまうおそれがあります。MD Viewer では、表示の前に DOMPurify という無害化のライブラリを通して、スクリプトや on〜 の属性、javascript: のリンクなどを取り除いています。Mermaid の図も、図の中の HTML を無害化する設定(strict)で描いています。



ネットで拾った .md も、これならひと安心だねぇ。
でも、知らない人からもらったファイルには気をつけてねぇ。
ブラウザごとの違い
ひとことで:自動で表示し直す機能と、タブの復元は Chrome と Edge で動きます。
| ブラウザ(PC) | 表示 | 自動で表示し直す | 前回のタブを復元 |
|---|---|---|---|
| Chrome・Edge | ○ | ○ | ○ |
| Firefox・Safari | ○ | ×(開き直すと最新になる) | × |
ファイルの変更を見張るには、ブラウザの File System Access API という仕組みが必要です(MDN の解説)。この仕組みでファイルを開けるのは、Chrome や Edge などの Chromium 系のブラウザです。スマホのブラウザでも表示はできますが、PC での利用を想定して作っています。
よくある質問
ひとことで:料金・データの扱い・自動で表示し直されないときの確認点をまとめました。
無料で使えますか?
無料です。登録やログインも要りません。
開いたファイルの中身は送信されますか?
送信されません。読み込みも表示も、すべてブラウザの中で行っています。
自動で表示し直されません
次の2点を確かめてください。
- Chrome か Edge で開いているか(Firefox・Safari では自動で表示し直せません)
- 画面下に「● 自動更新」と出ているか(「○ 手動更新のみ」なら、ファイルをもう一度ドロップしてください)
数式は表示できますか?
いまは数式(KaTeX など)と脚注には対応していません。
使っているライブラリ
ひとことで:表示には、次のオープンソースのライブラリを使っています。
| ライブラリ | 役割 | ライセンス |
|---|---|---|
| marked | Markdown を HTML に変換 | MIT |
| highlight.js | コードの色分け | BSD-3-Clause |
| Mermaid | 図の描画 | MIT |
| DOMPurify | HTML の無害化 | Apache-2.0 または MPL-2.0 |



ふぁ……AI とたくさん文書をやりとりする人の、相棒になれたらうれしいなぁ。
